I 極限的な条件下における材料の特性を理解するために不可欠な材料物性の基礎を固体物理学に基づき講義する。
II 比熱,自由電子,固体内拡散,転位,界面物性。
材料機能を極限まで利用するためには、材料の特性がどの様な原因に起因して発現するかを理解しておく必要がある。そこで本講義では、固体物理学の基礎を機械系の学生に必要なレベルで分かり易く解説し、材料学の基本的素養を学ぶことを目的とする。
1.結晶の構造 2.原子間力 3.フォノン 4.結晶格子の特性 5.比熱 6.自由電子 7.電子の比熱と熱伝導 8.エネルギーバンド 9.拡散 10.表面と界面
教科書:材料の物性(朝倉書店)
【関連科目】 航空宇宙材料学、極限材料プロセス学
【履修の条件】 航空宇宙材料学を履修済みのこと
期末試験の結果およびレポートにより評価する.