I 反応速度に対する流体混合の影響および多相系反応操作を述べる。
II 非理想流れ,流体の混合,流体-固体反応,固体触媒反応
前期の反応工学第一に続き、より工学的に進んだ部分の取り扱いをする。反応工学第一で学んだ反応速度論を如何に実際の反応器に適用していくかを演習などを通して理解する。英語の教科書を使い、英語での科学技術成書の読解力を高めることも一つの目的である。
1.非理想流れ反応器
2.非触媒不均一系反応と反応器
3.不均一系触媒反応
4.触媒反応装置
教科書:O. Levenspiel, “Chemical Reaction Engineering”, John Wiley & Sons Inc.
反応工学第一はすでに受講していることを想定して講義する。触媒化学、物質移動論などについてのある程度の知識を想定する。
期末試験と授業中の演習の両方から総合的に評価する。
実験室のフラスコのなかでおこる化学反応とそれを製造の目的で反応プロセスとすることとの間には大きな距離がある。それを理解してほしい。化学技術者にとって必須の科目である。