地球惑星物質学序論   Introduction to Material Sciences of Earth and Planet

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担当教員
高橋 栄一  太田 健二 
使用教室
月3-4(石2-318)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5072
シラバス更新日
2013年10月3日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

現代の地球惑星科学発展の基礎となったプレートテクトニクスについて物質科学的な側面から解説する。合わせて地質学、岩石学、鉱物学、地球化学、の初歩をわかりやすく解説する。プレート運動により生じる中央海嶺、ホットスポット、サブダクション帯についてその仕組みを地球内部進化に果たす役割を解説する。プレート運動の結果生じる高圧相転移、マグマ発生、変成岩の形成、につて解説する。さらに、固体地球と大気海洋の相互作用を堆積岩の形成過程から解説する。

講義の目的

地球惑星科学を学ぶ上で大切な考え方と物質科学の基礎を学ぶ。プレートテクトニクスについて物質科学的な側面から解説する。合わせて地質学、岩石学、鉱物学、地球化学、の初歩をわかりやすく解説する。

講義計画

それぞれのテーマについて1回または2回の講義を行う。各回の講義テーマについて予習すべき項目を示し、討論形式で講義を進める。

教科書・参考書等

岩波講座「地球惑星科学」(岩波書店)

関連科目・履修の条件等

2年後期の地惑実験(偏光顕微鏡・野外実習)、地惑巡検、3年前期の地球物質学と関連性が特に高い。3年次に開講される、地球惑星化学、火山学、地球惑星ダイナミクス、生物地球化学などの基礎となる内容を含むのでこれらの科目を履修する学生は物質学序論の履修が望ましい。

成績評価

出席、授業中の討論、レポート、試験の結果から総合的に成績を評価する。

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