社会がデザイナーに要求する3つのつの条件(品質、予算、時間)と
5つの要素(機能、性能、新規性、価格、デザイン)である。
社会に出てデザイナーが基礎的に有しなければならない必須項目を意識しながら具体的な課題を製作し思考する授業である。
工業デザインの真髄は「用」でありデザイナーのエゴであってはならない。
一方「用」を意識しすぎると品質の高いデザインは生まれにくくなる。双方を両立させる方法として感性によるデザインと論理によるデザインを平行して行う作業を実習する。
第1回 フリーディスカッション(終着点からの逆行法、準備運動)
第2回 論理デザインの説明(創像力の鍛え方)
第3回 実例の紹介
第4回 テーマの決定とグループ分け
第5回、6回 実践と検証(学生によるデザイン)
第7回 フリーカンバセーション(最終質疑応答)
自由な発想の妨げになるため資料は敢えて使用しない
受講者人数を制限することがある。
4月8日(水)12:20~W933で行われるガイダンスに参加すること。
出席とレポート提出による
真の合理性を産み出す思考回路が構築できればデザインはそれほど難しくはない。「要」を知り「材」を知り「工法」を知ればおのずと答えが導かれる。