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量子力学第三の演習で取り上げる予定の主なテーマは
次のとおりです:
○ 複数の同一粒子からなる量子系:対称性の要請と第2量子化
○ 時間に依存しない近似方法[1]:摂動論
○ 時間に依存しない近似方法[2]:変分法
○ 時間に依存する近似方法[1]:摂動論
○ 時間に依存する近似方法[2]:突然変化法と断熱変化法
◯ 密度行列の理論
プリントは教科書で学ぶことに基づいて用意します。
学習の中心は摂動論の理解にあります。
いろいろな方法を適用する具体的な物理系としては、
主に原子物理学(atomic physics)と分子物理学(molecular physics)からの例を用いようと思います。
量子力学第三に準ずる
メシア『量子力学』(1,2,3)
量子力学第三を同時に履修することを前提とする。
すでに履修してしまったものにはこの限りではない。
演習・レポート
講義中は学生間の私的な議論を推奨します。
仲間同士教え合える講義にしましょう。