本講義は,電気・情報および制御の各工学分野について,学問,産業,さらには社会との関わりへと広く目を開き,問題意識や深い関心を目覚めさせ,大学での学習に主体的かつ意欲的に取り組めるようにするために設けられている。
そのために,本講義は,教員による各分野のトピックス講義,工学技術者の倫理のあり方について啓発の機会を与える講義,定められたテーマに関する調査および討論力を養成するためのディベート,教員研究室訪問および教員との面談,など多様な形を組み合わせて行われる。
本講義は、電気・情報および制御の各工学分野について、学問、産業、さらには社会との関わりへと広く目を開き、問題意識や深い関心を目覚めさせ、大学での学習に主体的かつ意欲的に取り組めるようにするために設けられている。
本講義は、V-1からV-10(語学クラス準拠)の10クラスで編成し、各クラスは、5類担当助言教員が1名ずつ担当する。ただし、トピックス講義と技術者倫理教育は全クラス合同で受講する。
内容は以下の通りである。
イントロダクション:
本講義の概要および詳しいスケジュールを説明する。
研究室訪問:
大学は教育機関であると共に研究機関でもある。その研究の様子を知るために、グループで研究室を訪問し、各教員から研究室における研究の説明や、将来社会で活躍するために大学で何をどう学ぶかなどについて面談する。
トピックス講義:
教員が最新・最先端の研究テーマに関して、わかりやすく講義を行う。
ディべート:
テーマを決めて、グループで調査しディベートを行う。討議する能力を養う。
工学技術者の倫理教育:
講義内容:工学技術は人間社会との関係が深い。近年その倫理が
さまざまな形で重視されるようになってきている。実社会での技術倫理に
関わる実例を含めて、工学技術に携わるものが理解しておくべき倫理問題を
解説する。
授業に先だって資料を配布する。
入学年度のみ履修を認める。二年目以降の履修および再履修は認めない。
出席、討議内容、レポートによって、理解度、積極性、論理的思考能力、討論を行う能力を評価する。